本年より、リブロワークス の編集部員によるブログ更新がスタートしました!
トップバッターは私、富田が務めます。
今後定期的に、当社の編集部員がITに関する話題だったり、そうでなかったり、いろいろな話題について触れていく予定です。
どうぞよろしくお願いします!
当社ではスマホに関する書籍にも多く携わっておりますが、それらの編集をするたびに「スマホの使い方だけでなく、もしもの時のリスク回避や対策についてもしっかり考えておくべきだなあ」と感じます。
今回は、「スマホを落とした時はこうなった!」という私の実体験を記載します。
昨年、埼玉の某所に出かけた際、バスでスマホを落としたことに気づきました。
スマホが届いているか問い合わせるため、近隣の観光案内所でバスの営業所の電話番号を聞いたのはよいのですが、そもそもスマホを落としたので電話ができず、最寄りの公衆電話もあわせて教えていただきました。
しかし、バスの営業所に電話したところ、「乗っていたバスは異なる営業所の管轄であるため、別の営業所に電話してほしい」という回答が返ってきました。
スマホがあれば営業所の名前から電話番号を検索できましたが、スマホがない状態では当然調べられません。
そのため、番号をしっかり聞いて手帳にメモしました。
別の営業所に電話したところ、幸いにもバスの中でスマホが見つかり、翌日取りに行くことになりました。
その営業所には初めて行くため、家に帰ってから電車の経路をパソコンで調べ、最寄りの駅からの道順と一緒に手帳に記入します。
普段ならばスマホで調べて保存しておくのですが、スマホがない状況ではそれも不可能でした。
パソコンがあったので、インターネットを使う手段がまだ残されていただけよかったなあと思います。
このように、スマホを落としたことで、スマホを探すのにとても苦労するという目にあってしまいました。
なかなか皮肉な話ですね……。
改めて、スマホを落とした結果できなかったことを以下にまとめました。
ちょっとした調べ物や買い物、公共交通機関の利用、電子チケットの表示など、今のスマホには数々の機能が備わっています。
逆にいえば、スマホ1つがなくなっただけで、それらがすべてできなくなってしまうリスクがあるともいえます。
スマホの機能がまだそれほど充実していなかった頃であれば、落としてしまっても「電話とメールができない」だけでしたが、あらゆる用途でスマホを利用することが多い現在ではその程度では済まなくなっています。
ほかにも、スマホを落としたことにより気付いたことがあります。
もし、10円玉などの小銭が手元になかったら?
今回はテレホンカードを持っていたのでそれを使いましたが、もし小銭もテレホンカードも持っていなかったら公衆電話ですぐに電話をかけられませんでした。
ちなみにテレホンカードは、東日本大震災時に携帯電話が繋がらず、公衆電話を使ったということがあったため、常に財布の中に入れておくようにしていました。
もし、手帳や筆記用具を持っていなかったら?
電話中にその場でメモを取ることができませんでした。
さらに、もし現金を持ち歩かず、モバイルSuicaなどのサービスと電子マネーのみを使用していたら?
スマホがないため、あやうく家に帰れないところでした。
スマホに限らず、使用しているものやサービスに関して、なくなったときのリスクや代替手段も考えておくべきだなあと、ひしひしと感じました。
何はともあれ、無事にスマホが見つかってよかったです。
観光案内所やバス会社の方々には大変お世話になりました。
皆さまも、コートのポケットにスマホを入れる際はお気を付けて。
十中八九これが落とした原因だと考えているので、私も充分気を付けます。