新型コロナウイルスの影響により「おうち時間」が増えたことで、動画配信サービスで動画を見たり、TVゲームで遊んだりする時間が増えた方が多いのではないでしょうか。
動画を見たり、TVゲームで遊んでいるとき、
「映画館のような迫力のある音で楽しみたいな」
と思ったことはありませんか?
そんなあなたにオススメなのが、サウンドバーです。
音とは物体の振動です。
例えば、太鼓を叩いたときに音が聞こえるのは、太鼓の皮が振動してその振動が空気を伝わって耳に入ってくるからです。また、人間の声も喉を震わせることで生まれる振動が音として聞こえます。
音の伝わり方をわかりやすく説明している動画(提供:NHK)があるので、興味のある方はぜひご覧ください。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005301308_00000
TVから出る音は、まず元の音が電気信号に変換された状態でTVに入力されます。そして入力された電気信号を元に、振動を発生させて元の音を再現します。
電気信号から音に変えるのが、TVに内蔵されているスピーカーです。しかし、スピーカーはどんな音でも出せるわけではありません。実際に音を出しているのはスピーカーのユニットと呼ばれる部品で、ユニットによって出せる音の高さが変わります。
数年前に発売されたTVや価格が安め(10万円以下)のTVのほとんどは、搭載されているユニットは1つ(厳密には1種類を左右に1つずつ)です。そのため、基本的には中音を中心に音を出せるユニットが採用されるので、どうしても高音や低音は再現できません。
近年は音にこだわったTVも発売されており、複数のユニットを搭載したTVもあります。しかし、そういったTVはどうしても価格が高め(安くても15万前後)なので、気軽に買い替えるのは難しいと思います。
そこで登場するのがサウンドバーです。
サウンドバーとは、棒(バー)のような形をしたスピーカーです。主に、薄型TVの外部スピーカーとして使うため、TVの前(もしくは下)に置くことを想定して作られており、細長く薄い形状であることが特徴です。複数のユニットを搭載しているため、幅広い音を出すことができ、迫力のある音を楽しめます。また機種によっては、擬似的に後ろからも音が聞こえるので、舞台やコンサートなどの臨場感も味わえます。
サウンドバーのオススメポイントは大きく分けて次の4つです。
予算が2万円あればYAMAHAやSONYなど、オーディオ機器老舗メーカーの機種を購入できます。1万円以下と非常に安い機種もあるのですが、はじめて購入する方には老舗メーカーの低価格帯機種がオススメです。
スピーカーは、機器が複数台あったり、配置が重要なものがあります。
サウンドバーは、本体をテレビの前(もしくは下)に置けばよいので、どこに置けばいいんだろう??と悩むことはありません(機種によってはサブスピーカーもある)。
写真にあるサウンドバーは、数年前に発売された機種で少し古いため横長ですが、近年はもっとコンパクトになっており、横幅60cm程度の小型の機種もあります。
電源のコンセントと、TVとサウンドバーをつなげるHDMIケーブルだけなので、設置も簡単です。
2本の線だけなので、本体まわりはごちゃごちゃしません。
メーカーや機種によって付加機能は異なるのですが、私が使っている2万円ちょっとで購入たサウンドバーには、次の機能があります。
ちなみにですが、私の家にあるTVは配線の関係でインターネットに接続できないため、PS4で動画配信サービスを利用しています。そのため次のような配線にして、PS4の映像はサウンドバーを通してTVに流れるようにしています。
私は舞台映像やライブ映像をもっといい音で楽しみたい!と思い、数年前にサウンドバーを購入しました。舞台映像でも特にミュージカル作品は、歌が中心に話が進むので、音がよくなるだけでテンションが上がります。今は、舞台映像やライブ映像を見る以外にも、ゲームに動画配信サービスにと様々な場面で活用して、迫力のある音を楽しんでいます。
いい音の出るスピーカーはお高いんでしょ? というイメージがあるかもしれませんが、サウンドバーであれば2万円程度で、TVよりも奥行きのある臨場感の音を聞けるようになります。
長くなった「おうち時間」に、サウンドバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
ここまで長々とお読みいただきありがとうございます!
次回の社員ブログもお楽しみに!!