• 編集プロダクション・リブロワークスのWebサイト

    4月は入学や就職、引越しなど、新しい生活が始まるシーズンです。
    ただし、現在は新型コロナウイルスの影響であまり外出できず、最低限の買い物時以外はなんだかんだ家にいる時間が多いという方が多いのではないでしょうか。

    折角の新生活なのだから何か始めたい!
    でも外に出ることは憚られる。
    では家の中でできることにしよう!
    ただしお金がかかることや面倒なことはしたくない。

    そこで今回おすすめしたいのが、「日記をつけること」です。
    「日記?今更?」と思われるかもしれませんが、家にいる時間が多い今こそ、日記の始めどきです。
    日記のメリットは大きく分けて3つあります。

    書く内容に大きな縛りがない

    日記に書くべき内容は実にシンプル。
    その日に自分が行ったことや考えたことなどを書くだけです。
    それ以外、書くべき内容に大きな縛りはありません。
    企画書やレポートなどと異なり、堅苦しいフォーマットも不要。
    短文であろうと長文であろうと、ありのままを自分を書くのが日記です。

    ただし、真の意味で「好きに書いていい」のは自分が読む場合だけです。
    日記をSNSやブログで公開する場合は、読む人が不快にならないよう、書く内容には十分注意してください。

    なお、縛りはありませんが、「毎朝の庭の様子を書く」「猫のイラストも描いて猫絵日記にする」といった「テーマ」を何か1つ決めて書くと、日記に統一感が生まれます。

    身の回りにあるものを使って始められる

    最低限、ノート1冊とペン1本があれば始められます。
    ノートに限らず、メモ帳や手帳でも構いません。
    あまり大きいサイズだと、「文章をたくさん書かないといけない!」という義務感にかられてしまうため、A5サイズ〜B6サイズまたは文庫本くらいの大きさがベストです。
    毎日長文を書くという方であればもっと大きいサイズ、持ち運び重視であればもっと小さいサイズでも良いと思います。
    ちなみに私は、1日1ページ単位で書くことのできる手帳に日記を書いています。
    このタイプの手帳は最近増えてきており、裏抜けしない紙や薄手の紙を使用しているため、日記を書くにもなかなか便利です。

    左は去年と一昨年使用したMDノート、右は今年使用しているほぼ日手帳です。
    日記だけでなく、私的なスケジュールも記入して使っています。

    スマホやパソコンでEvernoteなどのノートツールに記入するのも便利ですが、私は紙媒体を推します。
    紙に書くと、文字のきれいさによって「ああ、忙しかったんだっけ」「この時イライラしていたんだな……」といった当時の状況が分かり、なかなか面白く振り返ることができます。
    個人差はありますが、状況によって多少は文字の具合が変わってくるものではないでしょうか。

    体調が悪かった日の日記の一文。この日は本当に余裕がなく短文でした……。
    例では記入できていませんが、「頭が痛かった」「食欲がなかった」など、その時の具体的な様子も書いておくと、体調の記録と管理にもつながります。
    比較として良い例も掲載したかったのですが、逆に良い例の方がお見せできる内容ではなかったため割愛しました。

    自分の考えをまとめてアウトプットできるようになる

    日記は自分の考えていることをアウトプットする絶好の場所です。
    自分の考えを話したり書いたりすることで、それらを自分の外側にアウトプットでき、自分自身を客観的に見ることが可能になります。

    例えば、仕事に対して計画通り進められたか否かを書くとします。
    仕事が上手く進んだ場合もそうでない場合も、まずは「なぜそうなったのか」理由を書き、次に「改善するにはどうすればいいか」を考えて書きます。
    さらに「それを実行するには何が必要か」など、芋づる式で掘り下げていくと、頭の中が整理されて状況を把握しやすくなります。

    普段ならば家族や友達に話すことで、自分の考えを外に出すことができますが、帰省や飲み会の自粛が求められているのが今のご時世。
    仕事中にあまり私語はよろしくないし、いちいち電話するのもなあ……と、正直ちょっとした会話もしにくい状況です。
    日記であれば、いつでもどこでも自分の考えを書くことができ、手軽にアウトプットが可能になります。

    この3つが、私の感じた日記のメリットです。
    そして何より「日記をここまで続けられた!」と、一定の自信と達成感を得られることが、自分にとって大きな収穫となります。
    しかし、1日書けなかったとしょぼくれることはありません。
    できる限り毎日続けるほうが望ましいですが、時々白いページが混じるのもまた個性。
    日記は「書く」こと以上に、「継続する」ことに大きな意味があります。
    日記を無理なく続けられるよう、最初は厳密にルールを決めず、守れる範囲のルールを決めて日記を書いていくのが良いのではないでしょうか。
    そのほうが日記を長く続けることができ、文章を書くのも楽しくなります!

    色々と自分なりに日記について書きましたが、この記事が日記を始める際の参考になりましたら幸いです。

    余談:文章を書く練習として日記をつける場合

    自分が見る用にただ日記を書いているだけでは、文章の練習としては不十分です。
    文章を書く練習として日記をつける場合は、次の要素も意識してみましょう。

    (1)テーマを決める

    まずは1つ目のメリットで記載したように、「テーマ」を決めて日記の統一感を出しましょう。
    これだけでも日記全体の印象が違います。

    (2)フォーマットを整えて書く

    日記を続けていると、今日はこの出来事を書こう、ページ内に文章を収めようなど、自然と「自分なりのフォーマット」を考えるようになります。このフォーマットを「なんとなく」ではなく、明確な形にして書くようにしましょう。
    さらに「この気持ちをどう文章で表現したらいいだろう」と、より自分の感情を表現する言葉を調べたり、まとめ方を考えたりすると、文章の表現の幅を広げられます。

    (3)日記を外部に公開する

    可能であれば、AmebaやFC2などのブログや、noteといった文章投稿サイトで日記の公開にチャレンジしてみましょう。日記を外部に公開する場合は、読む相手を意識して日記を書くことで「文章の見せ方」を磨けます。
    また、これらのサイトでは一度公開した後でも直せます。誤字や脱字のほか、どうしても気になった箇所は適宜修正し、文章をより良くしていきましょう。