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    Windows 11のリリースに合わせて発売されたOffice 2021。発売後のアップデートでデザインが一新されました。

    特に目立った変更は、タイトルバーの色の変更です。従来のOfficeではWordなら青、Excelなら緑といったように、それぞれタイトルバーに色が付いていたため、複数のOfficeアプリを起動していても、一目で見分けることができました。

    最新のExcel 2021では、初期設定で使用すると白いタイトルバーが表示されます。

    そのため、WordとExcelを並べると、次のように表示されます。

    どちらがWordでどちらがExcelなのか、見分けにくいですね。次の手順で、従来のデザインに近い色に変更できます。

    タイトルバーに色を付ける

    タイトルバーに色を付けるには、次の手順で操作します。ここではExcelの画面で紹介します。

    • Excel(またはWordなどのOfficeアプリ)で「ファイル」→「アカウント」をクリックし、「Officeテーマ」の「カラフル」をクリック

    設定を変更してWordとExcelのファイルを開くと、このように表示されます。おなじみのデザインに近くなりましたね。

    Officeテーマの設定はすべてのOfficeアプリで共通なので、1つのOfficeアプリで設定を変更すれば、自動的にほかのOfficeアプリにも適用されます。

    Officeのテーマ

    テーマは「濃い灰色」「黒」「白」「システム設定を使用する」「カラフル」から選択できます。

    テーマ「濃い灰色」

    「濃い灰色」のテーマを選択するとこのように表示されます。

    テーマ「黒」

    「黒」のテーマを選択するとこのように表示されます。

    テーマ「システム設定を利用する」

    「システム設定を利用する」を選択すると、Windowsのテーマに合わせてOfficeのテーマが「白」または「黒」になります。
    Windowsのテーマが「ライト」ならOfficeのテーマは「白」、Windowsのテーマが「ダーク」ならOfficeのテーマは「黒」になります。

    Windowsのテーマは、「設定」アプリの「個人用設定」→「テーマ」から変更できます。

    クイックアクセスツールバーの表示

    Office 2021では、もう1つ目立った変更がありました。クイックアクセスツールバーが標準で非表示になったことです。

    クイックアクセスツールバーとは、Office 2019以前でタイトルバーの左上に表示されていたツールバーで、「元に戻す」や「保存」のほか、必要なボタンをカスタマイズしてすばやく操作できるという機能です。

    Excel 2019のクイックアクセスツールバー

    標準では非表示になりましたが、次の手順で表示して利用できます。

    • 画面右上の「∨」をクリックし、「クイックアクセスツールバーを表示する」をクリック
    • クイックアクセスツールバーが表示されたら、「元に戻す」メニューの下に表示されるボタンをクリックし、必要なコマンドを追加
    • 追加したコマンドのボタンが表示される

    今回は「昇順」「降順」「タッチ/マウスモードの切り替え」というボタンを追加しました。ボタンをクリックすると、それぞれの操作が行えます。

    Officeは買い切りとサブスクどっちがお得?

    新たにOfficeを導入する場合、商品を購入する「買い切り型」と、定額を支払い続けることで使用権を得る「サブスクリプション型」のどちらがよいか悩む方も多いことでしょう。

    Officeのプランには種類がありますが、ここでは、個人向けのサブスクリプションプランと、2つの買い切りプランを比較してみます。

    Microsoft 365 Personal
    (サブスクリプション)
    Office Home & Business 2021(買い切り)Office Personal 2021
    (買い切り)
    価格(税込)12,984円/年38,284円32,784円
    使用できるアプリWord/Excel/PowerPoint/OneNote/Outlook/Teams/Access/PublisherWord/Excel/PowerPoint/OutlookWord/Excel/Outlook
    使用できるサービスOneDrive/Microsoftエディターなしなし
    OneDriveクラウドストレージ1TBなし※なし※
    使用可能台数5台2台2台
    最新の更新プログラムへのアクセス○(常に最新版を利用可能)××
    ※OneDriveは無料のMicrosoftアカウントを取得すれば、5GBまで利用できます。

    1年〜4年利用する場合で比較してみます(赤字で示したものが最安値)。

    Microsoft 365 PersonalOffice Home & Business 2021Office Personal 2021
    1年12,984円38,284円32,784円
    2年25,968円38,284円32,784円
    3年38,952円38,284円32,784円
    4年51,936円38,284円32,784円

    2年以内の利用なら、Microsoft 365 Personalが最も安くすみます。3年以上利用すると、買い切り型のほうが割安になっていきます。

    一方でOfficeのバージョンは2010、2013、2016、2019、2021のように2〜3年で新しいバージョンが発売されます。常に最新のバージョンを使いたいなら、Microsoft 365 Personalが最適ではないでしょうか。

    また、Microsoft 365 Personalは使えるアプリがほかの2プランよりも多いため、単純に価格だけでは比較できません。それらのアプリが必要かどうかも検討が必要ですね。使わないアプリが多いなら、あえて365を選ばなくてもよいかもしれません。

    ちなみに、下記のMicrosoft公式サイトからExcel 2021などを単体で購入できます。

    https://www.microsoft.com/ja-jp/store/collections/officesingleapps/pc

    価格は17,904円なので、1つのアプリしか使う予定がなく、2年以上使う場合はMicrosoft 365 Personalよりも安くなります。

    最後に一点、見逃せないのがMicrosoft 365 Personalに付属するOneDriveのストレージです。Officeとは別に有料のクラウドストレージも新たに契約するなら、Microsoft 365にまとめたほうが安上がりかもしれません。
    私はこれまで買い切り型のほうがお得だと思い、買い切り型のOfficeを使ってきましたが、クラウドストレージが付属することも加味すると、Office 365も魅力的だなと感じています。


    弊社ではOfficeアプリの解説書も多数執筆しています。現在は3月に発売される「今すぐ使えるかんたんOutlook 2021」の制作の真っ最中です。店頭で見かけたらぜひお手にとってご覧ください!